コラム

★コラム★ 業績アップにつながる「在庫回転率」とは?~その2~


みなさん、こんにちは!
見崎です。

今年は桜の満開時期が早く、もう散り始めている頃ですね。皆さん、お花見はされましたか?
静岡のお勧めスポットの一つは「日本平」です。日本平の桜越しに見える富士山、清水港、伊豆半島と、それはもう美しいという言葉以外は思い浮かばず、こんなきれいな場所があるのか!と思いました。今年は残念ながら桜は散り始めてしまいましたが、来る4月7日(日)には、この日本平の風景を楽しみながら、沿道を走る「日本平桜マラソン」が開催されます。友人は年に一回の健康診断前に体を絞るため、このマラソンに毎年参加しているとか。

前回は、在庫管理をする上での重要な評価指標となる「在庫回転率」のお話をしました。
今日はその在庫回転率をもう少し掘り下げて進めてみたいと思います。
「在庫回転率」の定義は、
 在庫回転率 = 期間中の売上高 / 期間中の平均在庫金額
となっています。
平均在庫金額の出し方は様々ですが、一般的に財務上は、
対象期間の平均在庫金額 =(期首在庫金額 + 期末在庫金額)/ 2
として期首と期末の在庫金額の平均で評価するのが一般的です。

全社的な在庫の回転率は、「売上高」と「在庫金額」があれば簡単に出せます。
食品業界では、8.1~10回転程。黒字企業が掲げる目標値は12.1回転以上を目指しているそうです。皆さんの会社さんでは何回転ですか?少しご覧になって下さい。

カタカタ...
カタカタ...

出ましたでしょうか。
この在庫回転率を把握した所で、次のアクションを考えます。
在庫回転率を上げるためには、商品毎の在庫金額を見て、個々の商品の在庫回転率を上げ、全体の数値を上げていくしかありません。
そのためには、日々、在庫の動きを確認し、いつでも在庫金額を把握できる状況を作っていくわけです。どうやったらできるか?

1. 対象期間の期末に実地棚卸を行い、対応する商品の売上高から在庫回転率を手計算する。
こうした方法を取られているお客様は中にはいらっしゃいました。毎月月末になると安全靴を全員が履いて、冷凍庫内で棚卸をするわけです。棚卸の日は非常に遅くまで残業されておりました。
このやり方になると、期間中の在庫の動きが見えにくく、数字が上ってくるまでに時間と労力がかかります。商品の点数が50点未満の少ない商材で勝負されている場合にコストがかからず手間のかからない方法だと言えます。

2. 受払表を日々記入する
受け払い表を日々記入し、見たい時に電卓やエクセルで記入して在庫回転率をチェックします。こちらも商品の点数が迅速に把握するというのはなかなかたいへんですね。
こうした方法を取られている会社さんが割と多いのですが、手書き文字特有の悩みとして6なのか8なのか読み取りにくいといったお悩みもありました。

3. システムを利用する
点数の多い商品群から在庫の動きを逐一把握する場合には、システムを利用するのが最も効果的です。入出庫の記録をとるだけで、期間中の在庫金額は把握でき、売上金額と比較すればすぐに回転率がわかります。実地棚卸を月に一度実施していたお客様がシステムを導入する事で棚卸をする必要がなくなり、残業時間が減ったと喜んで頂いた事がありました。
システムを利用する事で、大変大きな効果が出ていたわけです。
ただし、システムを使う上では気を付けなければならない点もあります。帳簿上の在庫と実棚が合わなくなってくる事があるわけです。例えば営業さんが無償サンプルとして出荷したものをシステムに入力しなかった場合です。実際に出荷してから時間が経ってしまうと、原因を追究していくのが非常に難しくなってしまいます。システムを使う場合には社内での運用ルールをきちんと取り決め、それを守る事が大切なのですね。
「在庫スマート for クラウド」では、この帳簿在庫を個別原価で把握できるクラウドシステムです。ぜひ、こうしたシステムを利用して、ラクに在庫管理をして下さい!

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